予定表の見やすい表デザイン(かわいい)No.020
楽しみな予定に「あと何日」の列を足すと、予定表がカウントダウンの表に変わります。
よくある崩れ方タップで拡大
整えた状態(データは Before と同じ)タップで拡大
直したのはこの5点
-
01
「あと何日」の列を数式(予定日から今日を引く)で持たせました。手で書いた日数は翌日には嘘になります。数式なら開いた瞬間に正しい数字になります。
数字の見せ方の基本 -
02
残り日数にカラースケールをかけ、近い予定ほど濃いピンクにしました。数字を読む前に、今週の楽しみがどれかが分かります。
条件付き書式の基本 -
03
ピンク・紫・黄緑の3色使いをやめ、ピンク1色の濃淡にしました。かわいい表は色数ではなく、色相をそろえることで成立します。
配色の基本 -
04
丸ゴシックにそろえました。予定の文字が主役なので、書体をやわらかくするだけで、罫線や飾り枠を足さずに雰囲気が変わります。
フォントの基本 -
05
予定と場所の列を広く取り、行高を27pxにしました。1行に1つの予定が読み切れることが、この表のいちばん大事な条件です。
余白の基本
なぜそう直すのか
予定表を「これから起きる楽しいこと」の表にすると、開く回数が変わります。この見本の主役は、いちばん右にある「あと何日」の列です。日付だけが並んだ表では、その予定が明日なのか3週間後なのかを頭の中で計算することになりますが、残り日数が出ていれば、開いた瞬間に順番が分かります。大事なのは、この列を手で書かないことです。日数は毎日変わるので、手入力した瞬間から間違いはじめます。予定日から今日の日付を引く数式にしておけば、開くたびに正しい数字になります。
色は残り日数の列だけに、カラースケールで入れました。近い予定ほど濃いピンク、先の予定ほど淡いピンク。数字を読む前に「今週なにかある」と分かるので、予定の並べ替えをしなくても直近が浮かびます。カラースケールは大小のある数値の列にだけ効く道具で、文字の列や意味のない番号に使っても情報が増えません。この表では残り日数がまさに「大小に意味のある数値」なので、いちばん向いた使いどころです。
配色は前提としてピンク1色にそろえています。かわいい表を作ろうとすると色を足したくなりますが、色相が3つ4つと増えるほど、どれが強調なのか分からなくなります。1色に決めて、濃さだけで差をつける。見出しは少し濃く、行のストライプはごく淡く、カラースケールはその中間。書体を丸ゴシックにしておけば、それだけで十分にやわらかい表になります。飾り枠や罫線を足す前に、書体と色相を先に決めるほうが、結果はいつも軽くなります。
このデザインのレシピ
After シートに実際に設定している値です使っている色
- タイトルの文字
- 見出しの塗り
- 見出しの文字
- 行のストライプ
- カラースケールの最小
- カラースケールの最大
フォント
- 本文・数字:M PLUS Rounded 1c(10pt)
- タイトルは 13pt・太字
行の高さ・罫線・固定
- 行の高さ:タイトル 36px / 見出し 30px / 本文 27px
- 見出しの罫線:なし(塗りと書体で本文と区切る)
- 本文の罫線なし(ストライプと余白で行を区切る)
- グリッド線(セルの枠線):非表示にする
- 行の固定:上から2行(タイトルと見出し)
- 表示形式:「日付」列は yyyy"/"m"/"d、「あと」列は 0"日"(数値のまま持ち、表示だけ整える)
条件付き書式
「あと」列にカラースケール。数値の大小が塗りの濃淡になり、色が1つの意味だけを運びます。
この設定はどこにある?(Excel / Google スプレッドシート対応表)
| 設定 | Excel | Google スプレッドシート |
|---|---|---|
| 行の高さ | ホーム → 書式 → 行の高さ | 行番号を右クリック → 行のサイズを変更 |
| 罫線・塗りつぶし | ホーム → 罫線/塗りつぶしの色 | ツールバー → 枠線/塗りつぶしの色 |
| 表示形式(桁区切り・%) | ホーム → 数値 | 表示形式 → 数字 |
| 条件付き書式 | ホーム → 条件付き書式 | 表示形式 → 条件付き書式 |
| 行の固定 | 表示 → ウィンドウ枠の固定 | 表示 → 固定 |
| グリッド線の非表示 | 表示 → 目盛線のチェックを外す | 表示 → グリッド線のチェックを外す |
このテンプレートを使う
Before と After の2シート入りです。無料・登録不要。Excel でも Google スプレッドシートでも開けます。