健康・体重記録の見やすい表デザイン(シック)No.027
毎日の記録を月ごとの平均に畳むと、日々のブレに振り回されずに1年の傾向が読めます。
よくある崩れ方タップで拡大
整えた状態(データは Before と同じ)タップで拡大
直したのはこの5点
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01
日ごとの記録を月の平均に畳みました。体重は1日で0.5kg動くので、毎日の数字を並べても傾向は読めません。平均にすると初めて線が見えます。
数字の見せ方の基本 -
02
前月比だけを条件付き書式で色分けし、減った月を深緑、増えた月を赤茶にしました。1年ぶん並べても目が疲れない彩度に落としています。
条件付き書式の基本 -
03
歩いた日数と平均睡眠を同じ表に並べました。体重の増減だけを見ても行動は変わりません。隣に行動の数字があると、原因の仮説が立ちます。
見出し設計の基本 -
04
数値の列幅をそろえ、行高を28pxにしました。数字の列は幅がそろっているだけで、行をまたいだ比較がしやすくなります。
余白の基本 -
05
黒地に金文字の帯をやめました。健康記録は年単位で続ける表なので、開くたびに強い色が入る作りは長く持ちません。
ダークテーマの基本
なぜそう直すのか
体重記録を毎日つけていると、日々の数字に一喜一憂して肝心の傾向を見失います。体重は水分と食事のタイミングだけで0.5kg程度は簡単に動くため、毎日の値は傾向というより雑音です。この見本では、日ごとの記録を別シートに置き、この表には月の平均だけを畳んで並べました。6行になった瞬間に、半年で1.7kg落ちていること、5月だけ戻っていることが読めます。数字は減らすほど意味が濃くなります。
月別サマリーの価値は、行動の数字を隣に置けることにあります。歩いた日数と平均睡眠を同じ行に並べると、「睡眠が伸びた月は体重も落ちている」「連休で生活が崩れた月は歩数も落ちた」といった仮説が立ちます。体重だけを追いかけても行動は変わりませんが、行動の数字が隣にあれば、次の月に何をするかを決められます。表の目的が記録ではなく判断であるなら、比べたい数字は必ず隣に置きます。
色は前月比の1列だけに、深緑と赤茶の淡い2色で入れました。赤と緑の原色は信号のように強く、1年ぶん並べると画面が騒がしくなります。彩度を落とした2色なら、意味は残したまま静かな表になります。前月比の表示書式も「+0.5/△0.5」にして、符号が目に入るようにしました。プラスとマイナスの区別は、色だけに頼らず書式でも二重に伝えておくと、印刷したときやモノクロで見たときにも機能します。
このデザインのレシピ
After シートに実際に設定している値です使っている色
- タイトルの文字
- 見出しの塗り
- 見出しの文字
- 行間の罫線
- マイナス値の文字
- プラス値の文字
フォント
- 本文・数字:Noto Sans JP(10pt)
- タイトル・見出し:Noto Serif JP(見出しだけ書体を変えて雰囲気を作る)
- タイトルは 13pt・太字
行の高さ・罫線・固定
- 行の高さ:タイトル 38px / 見出し 30px / 本文 28px
- 見出しの罫線:なし(塗りと書体で本文と区切る)
- 行間に極細の横罫のみ(縦罫は引かない)
- グリッド線(セルの枠線):非表示にする
- 行の固定:上から2行(タイトルと見出し)
- 表示形式:「平均体重」列は 0.0、「前月比」列は +0.0;△0.0;0.0、「歩いた日」列は 0"日"、「平均睡眠」列は 0.0"時間"(数値のまま持ち、表示だけ整える)
条件付き書式
「前月比」列の数値の正負で文字色を切り替え。増減が数字を読む前に伝わります。
この設定はどこにある?(Excel / Google スプレッドシート対応表)
| 設定 | Excel | Google スプレッドシート |
|---|---|---|
| 行の高さ | ホーム → 書式 → 行の高さ | 行番号を右クリック → 行のサイズを変更 |
| 罫線・塗りつぶし | ホーム → 罫線/塗りつぶしの色 | ツールバー → 枠線/塗りつぶしの色 |
| 表示形式(桁区切り・%) | ホーム → 数値 | 表示形式 → 数字 |
| 条件付き書式 | ホーム → 条件付き書式 | 表示形式 → 条件付き書式 |
| 行の固定 | 表示 → ウィンドウ枠の固定 | 表示 → 固定 |
| グリッド線の非表示 | 表示 → 目盛線のチェックを外す | 表示 → グリッド線のチェックを外す |
このテンプレートを使う
Before と After の2シート入りです。無料・登録不要。Excel でも Google スプレッドシートでも開けます。